支援の内容
支援の内容
個別療育と集団療育を通して、1人ひとりの強みを生かし(例えば、①一度覚えたことは簡単に忘れない。②興味あることへの探求心がすごい。③聞いて理解するより、目で見て理解する方が得意。等)、伸びる力を引き出していきます。
●生活面
絵や写真、文字を組み合わせて作った手順表を提示しています。今、何をするのかわかりやすくすることで、自分でしようという意欲につなげています。1つずつ、大人と一緒に確認しながら進めたり、必要なところだけ手助けしたり、時には、代替手段を使いながら、身の回りのことをできるようにしていきます。
『登所時の準備の手順表』と『1日のスケジュール表』
●運動・身体面
苦手な姿勢や動作があったり、ケガをしやすいなど、個々の課題に応じて、遊びの中で改善していきます。大型遊具や散歩、わらべ歌遊び等の取り組み(粗大運動)や、工作や手先を使う遊び(微細運動)等を通して自分の体をコントロールできるしなやかな体づくりをしていきます。
●言語・認識面
絵や文字による視覚的支援と合わせて、個別の関わり中で支援していきます。聞く、話す、言葉の理解、物事に対しての理解、数や色・名前等に関する理解など、個々の習得状況に応じて進めていきます。
※火・木曜日は言語聴覚士による個別療育を受けることができます。
●社会性・コミュニケーション
幼稚園や保育所で、集団に入りづらいお子様の場合には、無理に集団に入れないで、まずは大人と一緒に遊びの楽しさを知ることから始めます。次に、少人数で過ごす中で(1日、10人までの小集団で生活や遊びをします。)、友達との関わり方や社会のルールを学んでいきます。社会のルールは、実物を見せたり、絵や写真、文字を使ったり、わかりやすい伝え方をするようにしています。
タイムタイマーが鳴ったら、かたづける。というルールをわかりやすく表示